独立行政法人「森林総合研究所」(茨城県つくば市)は14日、職員が不審なメールを開いてアカウントとパスワードを盗まれ、大量のメールを送信していたと発表した。 研究所によると、この職員は今月7日、差出人が「システム管理者」で、「メールボックスがいっぱい」と書かれた英語のメールを受信し、本文にあったリンク先を開いた。翌8日になって、職員のパソコンから同内容のメールが大量に送信されていることに気付いたという。研究所では、アカウントなどを盗む「フィッシング」とみて調査を進めている。情報を抜き取られた形跡はないという。