ブックマーク / www.jstage.jst.go.jp (2)

  • 変体仮名のこれまでとこれから 情報交換のための標準化

    変体仮名は平仮名の異体字であるが,現代の日常生活ではほとんど用いられていない。しかし,1947年以前には命名に使われ,戸籍など行政実務において変体仮名の文字コード標準化のニーズがある。一方,日語文字・表記史や日史学の学術用途においても,変体仮名をコンピューターで扱うニーズがある。そこで,活版印刷やデジタルフォントから集字し,学術情報交換用変体仮名セットを選定した。このセットには,変体仮名の機能的使い分けを表現するため,同字母異体も収録した。行政用途の変体仮名と合わせ,2015年10月にISO/IEC 10646規格への追加提案を予定している。 国際文字コード規格であるISO/IEC 10646(Unicode)は,現時の世界諸言語の文字の収録がほぼ終わり,収録の対象が歴史的文字に向けられている。変体仮名もその1つであり,2009年にオランダの個人より,文化遺産的見地とオリエンタリズム的

    kisa2
    kisa2 2015/09/04
  • 所蔵目録からアクセスツールへ RDA(Resource Description and Access)が拓く新しい情報の世界 | 情報管理

    欧米をはじめとして世界中の図書館で広く使用されているAACR2は,2010年に改訂されてRDAとなった。名称が変更になったのは,図書館の所蔵目録を作成する規則から,資源にアクセスするためのツールを作成する規則へとその役割が変わったためである。内容としては昨今の資料種別の多様化に対応するため,従来の資料種別ごとの章立てから,FRBRの各実体を中心に据えた構成へと大きく変貌を遂げた。さらにその規定の対象は記録するデータそのものに限定され,データの格納や表示の仕方はそれぞれのシステムに委ねることにより,多様なシステムに対応するようになった。

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