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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (6)

  • 【動画】幻の巨大ダイオウクラゲの撮影に成功、南極海の潜水艇で

    きれいに青く輝く水中で、巨大な影が向かってきた。長さは9メートルほどあり、うねうねした4の腕とドーム状の傘をもつその生きものは、観光客が乗っている潜水艇よりも大きかった。南極のロンゲ島沖の水深80メートルで目撃された驚くべき光景だ。 観光客が旅行会社「バイキング」のクルーズ船に戻り、英エクセター大学の海洋生物学者ダニエル・M・ムーア氏に写真を見せたところ、「信じられないほど珍しいもの」を見たのだと教えてくれた。 幸運な観光客たちが見たのは、「ダイオウクラゲ(Stygiomedusa gigantea)」という幻の巨大深海クラゲだった。1910年に初めて発見されてから、今回の2022年1月の目撃まで、網にかかった個体や遠隔操作の無人潜水機(ROV)がとらえた映像などを含めても、わずか126件しか観察記録がなかった。何千時間もの潜水調査を行ってきた米モントレー湾水族館研究所(MBARI)の科

    【動画】幻の巨大ダイオウクラゲの撮影に成功、南極海の潜水艇で
    kishimenwomen
    kishimenwomen 2023/02/16
    クラゲにもダイオウがいるんだな
  • 「英国の歴史変えた」340年前の沈没船を発見、未来の国王が乗船

    リンカーン・バーンウェル、ジュリアン・バーンウェル兄弟は2007年にH.M.S.グロスター号を発見したが、ずっと秘密にされていた。「ある日、潜ってみると、海底に大砲が散乱していたのです」とリンカーンさんは振り返る。「忘れられない光景です」(PHOTOGRAPH COURTESY NORFOLK HISTORIC SHIPWRECKS) のちに英国王ジェームズ2世となるヨーク公を乗せて340年前に難破した英海軍のH.M.S.グロスター号を発見したと、英イーストアングリア大学の研究者らのチームが6月10日に発表した。 「文字通り、歴史を変えるきっかけになった沈没船です」と、海事の歴史を専門とする同大学のクレア・ジョウィット氏は語る。未開封のワインボトルなどがすでに見つかっており、優雅な旅と歴史を物語る遺物の発見への期待が高まっている。 1682年、50門の大砲を備える英海軍のフリゲート、グロス

    「英国の歴史変えた」340年前の沈没船を発見、未来の国王が乗船
  • ギャラリー:体の割に耳が大きな動物たち 写真6点

    モンゴル、ゴビ砂漠のオオミミトビネズミ。初めて映像に収められたのは2007年だ。(PHOTOGRAPH BY VALERIY MALEEV, NATURE PICTURE LIBRARY) ジンバブエのワンゲ国立公園で、草陰からのぞくオオミミギツネ。(PHOTOGRAPH BY ROY TOFT, NAT GEO IMAGE COLLECTION) カラカル(写真はナミビアで飼育されているもの)は、耳をパラボラアンテナのように使って、獲物が立てるかすかな音に集中する。(PHOTOGRAPH BY KARINE AIGNER, NAT GEO IMAGE COLLECTION)

    ギャラリー:体の割に耳が大きな動物たち 写真6点
  • 第2回 カマキリは人生の師匠

    それを見たとき、「ああ、生物というのは飢えていないと来の魅力は失われるんだな」と実感しました。えさを捕ることを面倒臭がるカマキリのかっこ悪さといったら! ──ハングリーでないと、野生の生物の来あるべき美しさは損なわれる、と感じたのですね。 そうなんです。人間もまたしかり、です。 衣足りて満足しちゃってから、どのようにハングリー精神を保ち続けていくか……そこが人間の妙味なのですが、精神的にハングリーであり続けることがどれだけ大切か、僕はそれをカマキリから学びました。 ──香川さんの「カマキリ愛」の理由が、多少なりともわかった気がします。昆虫の生き様が私たちに教えてくれることの一端も。 人生を見つめる高校時代、カマキリが教えてくれたことは大きかったですね。そして何より、カマキリが身近にいる暮らしは楽しかったです。 今だに、庭でオオカマキリを飼っている夢を見ます。 (つづく) 展では、世

    第2回 カマキリは人生の師匠
  • 黒い深海魚、99.9%の光を吸収と判明、闇に紛れる

    ムラサキホシエソ(Echiostoma barbatum)。東大西洋の生息地は水深3000メートルを超える。(PHOTOGRAPH BY SONKE JOHNSEN) どこまでも暗い海の中で、闇に紛れて身を守る魚たちがいる。一体どのような方法で彼らは“無”に溶け込んでいるのだろうか? 深海生物を専門とする米デューク大学の海洋生物学者ソンケ・ヨンセン氏と、米スミソニアン自然史博物館のカレン・オズボーン氏は、深海に暮らす“スーパーブラックフィッシュ”が効果的に身を隠す巧みな方法を突き止め、統合比較生物学会の年次総会で発表した。魚たちは皮膚の複雑なナノ構造で光子を捕らえ、体に当たった光をほぼすべて吸収しているのだという。 ホウライエソなどの深海生物は、さえぎるものが何もない海で身を隠すため、より黒く進化している。(参考記事:「深海でじっとしていると長生きに、最新研究」) 光のあるところで「彼らを

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  • 鳥の登場が昆虫の巨大化を阻止? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    約3億年前に存在した翼幅76センチほどのメガネウラ(想像図)。 Illustration by Walter Myers, Stocktrek Images/Alamy もし鳥類が地球に生まれていなければ、空にはいまも巨大な昆虫が飛び交っていたかもしれない。 現在、昆虫は地球上で最も小さな生き物の一つだ。しかし、約3億年前、巨大昆虫はごくありふれた存在だった。例えば、トンボに似たメガネウラは羽を広げたときの幅が約70センチ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校の古生物学者マシュー・クラパム(Matthew Clapham)氏は、「カラスとほとんど変わらない」と説明する。翼幅が最も大きい現生の昆虫はチョウやガだが、30センチ程度しかない。 先史時代の昆虫が異常に成長した原因は、大気に30%以上含まれていた酸素にあるという。現在の21%と比べると、息を吸い込むごとにより多くのエネルギーが得られ、

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