兵庫県尼崎市の市立尼崎高校の男子バレーボール部で体罰があった問題で、けがはないとされていた部員の鼓膜が破れていたことが分かりました。 さらに、部員は「10回以上平手打ち」を受けその直後に20~30分ほど意識を失っていたことも新たに判明しました。 尼崎市の教育委員会は、5月7日に会見を開き、市立尼崎高校男子バレーボール部のコーチを務める臨時講師の男性(28)が、4月29日の練習試合で3年生の部員に複数回平手打ちをしていたと発表しました。 【市教委の会見(5月7日)】 「部員のほほを複数回平手打ちしたものでございます」 教育委員会は、この会見で部員にけがはなかったと説明していました。 しかし、その後の教育委員会の調査で体罰を受けた部員は左耳の鼓膜が破れていたことが判明。 さらに、15日夕方、教育委員会から報道各社へ訂正の連絡があり、部員が平手打ちを受けた回数は10回以上にわたり、体罰を受けた直
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