■編集元:生活全般板より 437 おさかなくわえた名無しさん :2010/01/12(火) 01:55:53 ID:AZYc1jtI 俺が幼い頃から知っているおじさんの話。 そのおじさんは俺の父親の友人だという。と言っても数年に1回、会うか会わないか。 なぜそのおじさんが幼い頃から記憶に残っているかというと、 彼は半身麻痺で車イスに乗っていたのでインパクトが強かったのだと思う。 俺が中学2年の時、父親が工場の機械に手を挟まれ左手を失った。 父親が入院中、彼がお見舞いにやってきた。 そして彼が紙袋から取り出したのはオモチャのマジックハンド。 冗談だとしても、子供ながらに「なんて不謹慎な」とムカついたのを覚えている。 しかし父親は「結局右手がふさがるじゃねぇかwww」と、楽しそうに彼と話を続けていた。 俺は呆れて病室から出た。それ以来、彼と会っていない。と言うか会わないよ