エンテロウイルスD68型(EV-D68)は1962年に発見されたウイルスで, 気管支喘息の既往歴の有無にかかわらず咳嗽や喘鳴を引き起こし, 急性弛緩性麻痺(AFP)との関連性も報告されている1,2)。2022年9月下旬以降, 気管支喘息様の呼吸器症状で東京都立小児総合医療センター(以下, 当院)の救急外来を受診する患者が急増した。また, 東京都立神経病院にAFPの診断で入院した患者からEV-D68が検出された。気道検体でのEV-D68検出状況とAFP患者の経過を報告する。
エンテロウイルスD68型(EV-D68)は1962年に発見されたウイルスで, 気管支喘息の既往歴の有無にかかわらず咳嗽や喘鳴を引き起こし, 急性弛緩性麻痺(AFP)との関連性も報告されている1,2)。2022年9月下旬以降, 気管支喘息様の呼吸器症状で東京都立小児総合医療センター(以下, 当院)の救急外来を受診する患者が急増した。また, 東京都立神経病院にAFPの診断で入院した患者からEV-D68が検出された。気道検体でのEV-D68検出状況とAFP患者の経過を報告する。
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