タグ

ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (6)

  • 学習できないならばせめて邪魔をしないで欲しい!! - 感染症診療の原則

    今朝の日の国営放送。(普段まず見ないのですが、今は仕方なくDisasterの趨勢判断のひとつの指標として見ている。それでもCRP程度の意義) その国営放送曰く・・ 「避難者で病院から搬送されてきた高齢者21人が死亡。診療に問題が無かったか調査を考慮している・・」 さすがに編集長、切れかかりました。 劣悪な環境で働く医療従事者に「診療に問題がなかったか調査する」という恐怖を与えて何を改善しようというのか。恐らくレントゲンも無い、超音波も無い、点滴も無いといった、大量・多量の不確実性と隣り合わせの過酷な環境で働いている同僚の苦労・苦悩を思うとほとんど言葉を失う。当に彼らの過失を問うというのだろうか? もとより平時に、ご高齢の方がどのような率で息を引き取られていたのか。それを知らなければ避難所での死亡が多すぎるのか、平時と変わらないのか分からない。ご高齢の方の多くは広い意味で人生最後のSta

    学習できないならばせめて邪魔をしないで欲しい!! - 感染症診療の原則
  • ※数字修正 HPVワクチン(俗称「子宮頸がんワクチン」)失神「多発」ニュース - 感染症診療の原則

    読売新聞「子宮頸がんワクチンで副作用、失神多発」のニュースがネット上で話題になっています。 もともとこのワクチンへの反対意見や啓発の仕方への疑問視は各国・専門家の間にもあるのですが、特に反対派や不安層にインパクトをもたらしているようです。 読売新聞の記者は専門家への確認などをとったのかわかりませんが、ワクチンに詳しい医師等に確認をすれば、ネガティブにとられないような書きかたもあるのではないか、が感想です。 まず、グラクソ・スミスクラインは接種上の注意文書のなかで、この反応がおこりうることを説明し、接種後30分ほど医療機関で観察時間をおくことをすすめています。 そして重要な文書はこちら。 日小児科学会予防接種感染対策委員会 声明 「予防接種後の失神に対する注意点ついて」 一部ペースト紹介: -------------------------------------- 注意すべき対象: 海外

    ※数字修正 HPVワクチン(俗称「子宮頸がんワクチン」)失神「多発」ニュース - 感染症診療の原則
  • ホメオパシーと感染症 その2 - 感染症診療の原則

    ホメオパシーは予防接種以外の感染症についてもいろいろと解釈や理屈がありまして、感染症関係者としては「なになに?」です。 連休の合間にお時間のある人は脱力しながら読んでみてください(脱力しすぎて椅子から落ちたりしないように)。 まず、「マヤズム」。これは一人ひとりが先祖から受け継いできた“負(病気)の土壌”であり、他の医療体系にはない考え方、となっています(ホメオパシーは並列される医療であるという前提か?) 疥癬マヤズム、梅毒マヤズム、淋病マヤズム、結核マヤズム、ガンマヤズムの5つだそうです。 解説があります まあ!感染症屋的には日常的な病気のお名前がずらり。 NATROMの日記 マヤズムについて簡単に調べてみた それはさておき。 編集長&編集部ともに日常的に関わるHIV感染症の患者さんたちが代替医療好きな人が多く、いろいろなことをおしえてくれます。(教えてねと伝えておく) かなり怖いパター

    ホメオパシーと感染症 その2 - 感染症診療の原則
    kisiritooru
    kisiritooru 2010/07/19
    置き土産...。
  • 予防接種すると何が問題か  - 感染症診療の原則

    編集部です。 質問がたくさんコメント欄にきていますが、個別Q&A対応していないのと、情報も研修医・医学生が感染症の勉強をする上での切り口や小ネタ紹介が目的ですので、すべてを反映・回答できません。いただいた質問や意見のうち、今後、医学生や研修医・医療関係者が知っておいたらよさそうなことについては、後日記事を書くときに参考にさせていただくかもしれません。あしからず。 (予防接種に限らず、個別の問題は主治医と相談が基です) -------------------------------------------------------------------------------- 予防接種をしないと何か問題?のつづきです。 予防接種全部がイヤな人、よくわからないので勧められたものは全部しときます、無料ならやるけど有料なのはやらない、という人、リスク&ベネフィットベースで取捨選択している人とい

    予防接種すると何が問題か  - 感染症診療の原則
  • 「予防接種しないと何か問題か?」という親の質問 - 感染症診療の原則

    (新潟症例情報のところ一部修正) 予防接種を子どもにしたくないという親から「しないと人生上なにか不都合があるのでしょうか?」と聞かれました。 集団免疫の話などはまた別の機会に。ここではご人のリスクを考えてみたいと思います。 「医学部とか看護学部とか教育学部の進学はあきらめますかねえ・・・」(実習できない→免許はとれない) 「アメリカやオーストラリアなどメジャーなところの留学とか駐在も難しい、問題がおきると大ごとですかねえ・・・」 「妊娠育児のとき怖いでしょうねえ・・・」 といったらそんなことは考えたこともなかった、といわれました。 (まあ、その頃には人が自分の意思で接種できますが。それまでが怖い) 医療関係者としては「怖い」が先にきます。 怖さの実感が一般の人と医療者でずいぶんことなります。 医療機関には当然のことながら重症になった人がきます。 このため、医療者は子どものときに予防接

    「予防接種しないと何か問題か?」という親の質問 - 感染症診療の原則
  • 高校生のセックスは認めない(山形県) - 感染症診療の原則

    読売新聞・山形版に「高校生の性行動認めず」という記事がありました。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20100310-OYT8T00091.htm ま、認めていただかなくてもしようとおもえばできます。 よく誤解されることに、都会はススんでいて、性行動が早いとおもわれていることがあります。実際には都市部のワカモノは忙しく、レジャーもその他たくさんありますので、開始が早いのは非都市部なんですね。 ある地域の●ータリークラブの方の言葉をかりると、「ここらじゃね、デートやセックスがレジャーなんだよ。ほかにはなにもないの」です。 ・・・レジャー。・・安全なレジャーにしないといけませんね・・といって帰ってきました。 この記事のデータソースは、山形の開業医さんが学校医の集まりで発表した演題のようです。小学校の保護者564家族が対象で、回答者は

    高校生のセックスは認めない(山形県) - 感染症診療の原則
    kisiritooru
    kisiritooru 2010/03/10
    ダメだと言ってる一方で買っていると。まったく言う通りだ。
  • 1