こんにちは、バリューブックス編集者の飯田です。 埼玉県川口市に、「ててたりと」という名前の本屋があります。一見、なんの変哲もないふつうの本屋なのですが、実はちょっとした秘密があって。 書店員全員が障害を持っている人たちで、本の仕入れ、陳列、接客、時には営業まで、そのすべてを彼ら自身が行っているんです。 「ててたりと」は本屋でもありつつ、「就労継続支援B型事業所」と呼ばれる、働く機会を提供する福祉事業所でもある。 そんな本屋、聞いたことがない! バリューブックスでも、障害を持った人が働きやすい環境をつくろうと動いているチームがあります。自分たちが実現したいことのヒントが得られるかも知れない。そんな思いで、バリューブックスのスタッフと一緒に「ててたりと」に話を伺いにいきました。 (運よく、新型コロナウィルスが世の中を席巻する前に訪問できました) 障害を持った人が働く社会が「いい社会」なのか。