米紙「ウォールストリートジャーナル」では、4人の経済学者がフィリピン・ペルー・ボリビアの銀行と共同で、貯金口座を開設したばかりの利用者に定期的に携帯メールを送るという実験について採りあげています。「貯金が少ない」などといったネガティブなメッセージに対しては、彼らの残高に顕著な変化がみられなかったようですが、具体的な目標を書いたメッセージを定期的に送ったところ、預金額が平均16%増えたそうです。 この実験結果を踏まえ、米ダートマス大学の経済学部教授・Jonathan Zinman氏は「人は自制心がないゆえに節約できないのではなく、注意を払わないことがその原因だ」と考察しています。 ファイナンス系ツール「Mint」や「Wesabe」をお金の管理に利用したり、Googleカレンダーなどの一般的なスケジュールツールを使って、お金にまつわる目標や予定を可視化するのも有効だとか。貯金や節約も"GTD"