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2014年1月13日のブックマーク (2件)

  • 夕張よ 北炭新鉱ガス突出 25年の歳月

    南北に長い夕張市の、やや南寄りに位置する清水沢清陵町。新鉱の坑内員だった笠嶋一さん(77)は快晴の十六日、同町住宅街から一キロほど離れた国有林内に残る当時の坑口跡に、例年通り一人で花を供えた。「事故の数日前から、小規模なガス突出が相次いでいたんだ」。高ぶる思いに、言葉が途切れた。 笠嶋さんは秋田県出身。地元の石油採掘会社で一年間働いた後の四八年、北炭に勤めていたおじを頼って夕張へ渡った。月給は前の会社が五百七十円、北炭は一万円。景気の良さに驚いた。 胸騒ぎが的中 七五年三月、営業出炭を始める直前の夕張新鉱へ配属された。労組専従と職場復帰を繰り返し、迎えたその日。左手を打撲して仕事を離れ、病院からの帰り道、突然降り始めたアラレに胸騒ぎがした。「朝は天気が良かったのに。気圧が急変したらガスが出る」。帰宅して事故の一報を聞き、すぐ会社に向かった。 新鉱の北側坑道で、大規模なガス突出、次い

  • あの日、Twitterのくじらが出なかったもう1つの理由

    社会を率いているリーダーは、いつの時代にも存在する。しかし、そのリーダーたちの顔ぶれは、毎年異なる。ここ数年、世界で注目されているリーダーの顔ぶれはどのように変化してきたのか。 社会を率いているリーダーは、いつの時代にも存在する。しかし、そのリーダーたちの顔ぶれは、毎年異なる。ここ数年、世界で注目されているリーダーの顔ぶれはどのように変化してきたのか。その移り変わりについて、漠然と想像することは可能だが、具体的に説明することは難しい。しかし、多くの活躍するリーダーの姿を間近で見てきた元日マイクロソフト会長、現慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 古川享教授は、その変化を明確に示す。 今回は、2013年11月下旬から12月初旬にかけて古川氏が登壇した2つのイベントで語られた内容を合わせてレポートする。イベントは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科が主催した講演会「メディアイノベー

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