さまざまな学術ジャンルをモチーフにした創作作品などを販売するイベント「博物ふぇすてぃばる!」が今年も開催されました。深海生物や天文学などの商品が並ぶなかで、「量子力学」をかがげるブースは異彩を放っています。訪ねてみると、商品を制作しているのは、学問の面白さに「失ってから気付いた」という女性。「もっと早くから出合いたかった」と、数式を使わない解説漫画を販売しています。 「博物ふぇすてぃばる!」とは 「博物ふぇすてぃばる!」の開催は今年で6回目。7月20日(土)から2日間、科学技術館(東京都千代田区)で開催されました。 会場では、雑貨やアクセサリーなどをつくる作家・クリエイターや、普段から専門で研究している研究者たちが、それぞれのオリジナルグッズを販売しました。学問とものづくりやエンタメを組み合わせた内容であることが出展の条件となっています。 趣味でつくった「打製石器」、「前方後円墳」型のクッ