8日午後0時半ごろ、7人が死亡した通り魔事件が発生した秋葉原では現場目前の大型電気店が閉店するなど、対応に追われた。一方で、すぐ隣の店舗ではアイドルの水着撮影会が事件後も予定通り行われ、路上ではメイド喫茶の店員がチラシを配るなど、オタク文化の中心地は日常も保った。 サブカルチャーの聖地・秋葉原を悲惨な事件が襲った。現場には悲鳴と怒号が飛び交い、パトカーや救急車のサイレンが鳴り響いた。日曜日の午後、秋葉原で最もにぎやかな歩行者天国の通りが緊迫感に包まれたが、通りに面したビルの中では、アイドルが笑顔を振りまいていた。 加藤智大容疑者(25)がトラックで突っ込んだ交差点から約10メートルの場所にある、ソフマップ音楽CD館では、事件直後の午後1時からグラビアアイドル三咲舞花(26)のイベントが予定通り行われた。事件の影響で来場客は12人と少なかったが、三咲は「事件にはサイレンの音で気づきました。少