エンターテインメント事業を展開するセガは16日、子供向けの業務用カードゲーム機「キッズカードゲーム」で、今年度中に新たに7機種を投入する考えを明らかにした。第1弾として、未就学児童をターゲットとして絵本を題材にとった「えほんのたまご」を7月上旬から設置を開始する。その他のキャラクターは明らかにしていないが、集客効果を高めるために書店や出版社などとの協力を強めていくほか、機器の共通化も進め、コストダウンを図る計画。キッズカードゲームは、セガが先駆者で、2003年に「甲虫王者ムシキング」を投入したのをきっかけに新たな市場が誕生し、現在では400億円規模の市場に成長している。最近では大手ゲーム会社の参入が相次ぎ競争が激化しており、セガでは多様なラインアップを取りそろえることで、自らが創造したキッズカードゲーム市場で巻き返しを目指す。 キッズカードゲームは、専用カードを使って遊ぶ対戦型のカードゲ