働き方改革の推進が求められるなか、日々のルーティンワークを自動化できないかと検討する企業が増えています。 自動化ツールといえば、Excelなどに代表される「マクロ」や「VBA」についてはすでにご存知の方も多いでしょう。 その一方で、昨今話題の「RPA」はマクロやVBAと何が違うのか疑問に思っている方も少なくありません。本記事では「作業や操作の自動化」という意味で似ているRPAとマクロ、VBAについてそれぞれ解説し、その違いと使い分けるポイントをご紹介します。 RPAとは RPA(Robotic Process Automation)とは、ロボットによる業務プロセスの自動化を意味します。主に人間がパソコン上で行う定型業務を、ソフトウェアに搭載されたロボットが代行するシステムです。 近年のRPAは、画像認識技術を用いて「シナリオ」というロボットが行う一連の作業手順を簡単に作成できるツールが増え