Twitterは140字しか投稿できない「一言呟きサーヴィス」だが、その特性を逆に利用して超短編小説を書く「twnovel」という試みが広まっている。 俳句が5-7-5の厳しい字数制限に情景を詰め込むように、twnovelもまた140字で何を語れるかを問われる遊びだ。徹底的に削ぎ落とされた表現の凝集には心踊る。 が、この企画は少々注目を集め過ぎてしまったようだ。元々、無数の人間が好き勝手呟くのがTwitterの身上。これにちょいと興味を持った素人による呟きを止める術はない。 悪貨は良貨を駆逐する。初期にはプロ作家による呟き割合も高く面白い作品の望めたtwnovelは、多数の素人流入により「どこが小説なのか解らない」駄文の吹き溜まりへと堕してしまった(ように私には思える)。まあその一人が私ではあるのだが。 本来、Twitterは「自分がフォローした人の呟きだけを見る」サーヴィスだ。これによっ