1955年、東京都に生まれる。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、総務大臣補佐官などを歴任したあと、2006年から内閣参事官(官邸・総理補佐官補)。2008年退官。金融庁顧問。2009年政策工房を設立し会長。2010年嘉悦大学教授。主要著書に『財投改革の経済学』(東洋経済新報社)、『さらば財務省』(講談社)など。 高橋洋一の俗論を撃つ! 元財務官僚の経済学者・高橋洋一が、世にはびこるもっともらしい「俗論」の過ちをズバリ解説。 バックナンバー一覧 消費税還付について、自民、公明両党は財務省案をベースに議論している。その財務省案とは、消費税率を10%に引き上げる際、食品などに軽減税率(複数税率)を適用する代わりに、事後的に還付するというものだ。ただし、還付額
ちまたの健康神話のなかでいっこうに消えそうにないのが、「1日にコップ8杯の水を飲む」というもの。ただし、これは事実ではなく、科学的根拠はない。 毎年夏になると、脱水症がいかに危険で、いかに増えているかと警鐘を鳴らす報道があふれる。健康そうに見える大人も子供も、気がついていないだけで実は脱水状態に陥っているのではないか、脱水症が蔓延しているのではないかと不安になってくる。 だが、本当にそうなのだろうか。 私は2007年に英医学会会報で、健康神話に関する論文を共同執筆した。最初に取り上げたのが、「1日コップ(237ミリリットル)8杯の水を飲まなければならない」こと。この論文は、私の研究のなかでかつてないほど話題になった。 しかし、世の中の反応は変わらなかった。2年後には書籍(『からだと健康の“解”体新書:あなたの常識、科学的には非常識?』アーロン・キャロル、レイチェル・ブリーマン共著、邦訳・春
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