洋服作りの本場はヨーロッパです。しかし、ヨーロッパに渡り技術を学んだメルマガ『j-fashion journal』の著者でファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんは、日本人の体型や日本の気候に合わないことを知りました。今回、坂口さんは本物を志向するのではなく、日本に合った良いものを作り出すビジネスの方法について語っています。 この記事の著者・坂口昌章さんのメルマガ 初月無料で読む 日本発メンズアパレルの可能性 1.本場のテーラードを学んだけど… 洋服のルーツはヨーロッパにあります。本物の洋服を作るには、ヨーロッパに学ぶしかありません。そこで、日本の紳士服メーカーはヨーロッパのブランドとライセンス契約を締結し、ヨーロッパの紳士服を学びました。 初めに英国式の重厚なテーラードを学び、次にイタリア式の軽やかでセクシーなテーラードを身につけました。 しかし、技術は学べても、それが日本人に似