中国では「空巣青年」が「社会の脅威」となっているという考えをめぐって、ネット上で激論が交わされている。 中国政府が公表した統計は、"独身ひとり暮らし"の数がここ3年で約1500万人増えたことを示している。 こうした独身者たちは自分の選択でそうしているのか、自分たちではどうにもならない環境のせいでそうなっているのか、論争となっている。 「独身ひとり暮らしは大罪じゃない。もしそうなら、わたしたち9200万人は地獄へ落ちることになる」 これはネット上で「Baobao」と名乗る29歳の女性の心情だ。広州在住のBaobaoさんは「生涯独身」を自認している。彼女はひとり暮らしをしている中国の若者9200万人のうちの1人だ。 中国政府が3月上旬に公表した統計は、"独身ひとり暮らし"の数が2018年より約1500万人増えたことを示している。 Baobaoさんのような中国の若者たちは「空巣青年」と呼ばれてい