中国北京市の天安門に掲げられている故毛沢東主席の肖像画にペンキのようなものがかけられていたことが6日、分かった。北京では全国人民代表大会(全人代)が開催中で、警戒態勢が敷かれている。さらに多数の治安当局者が駆け付け、現場周辺から観光客らを排除するなど、周辺は一時騒然とした。 毛沢東の肖像画には2007年に手製の発火物が投げつけられたことがあった。昨年10月には天安門前でウイグル族によるとみられる車両突入事件が起きており、共産党支配に不満を持つ者による犯行の可能性もある。 肖像画に向かって左下の部分に黒っぽい汚れがついていた。はしご車に乗った2人が修復作業をする間、武装警察隊員や警官らが周囲に目を光らせていた。 例年全人代期間中、官僚腐敗や司法不正、家屋の強制収用などに怒る人たちが中央要人に陳情する目的で、天安門広場周辺に押し掛けるケースが後を絶たない。 北京市南部の陳情を受け付ける
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