2月1日、私立中学の最難関、開成中(東京・荒川)の入試会場に向かう受験生を小4男児と父母が見つめていた。2年後の本番に向けた「見学」という。小1からの塾通いに月10万円かける母親(41)は「東京大に受かるためなら高くない」と言い切る。慶応義塾を創始した福沢諭吉が「門閥制度は親の敵(かたき)」と訴えたように、日本の近代教育は身分に関係なく有為な人材を育てる目的で始まった。学校は平等な機会を開く装
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夫婦共に東大卒で、大手有名企業に勤務するA子さん。息子さんの小学校受験失敗をきっかけに「良い結果を出す人は、みんな子どもにいろいろやらせている」と思い込み、息子さんの小学校入学を機に週7回の習い事を組んだ。その焦りについては前編【東大卒妻が小学校受験に失敗…焦りから子どもに課した「多すぎる習い事」】でお伝えした通りだが、順調に小学校生活を送っていたように見えたある日、息子さんに異変が見え始めたという。 息子の様子に異変が… 外遊び中心の保育園時代から一転、超多忙小学生となった息子さんは、その甲斐あってか、勉強面でつまずく事もなく順調な小学生生活を過ごしているように見えたという。ところが多忙な日々を送りながら1年ほど経ち、小学校2年生の春に差し掛かろうというときに、息子さんの様子に異変が見え始めたという。 「息子は習い事を嫌がる様子もなく、終わった後に友達が出来たことなどを話して聞かせてくれ
誰もが教育や学歴について語りたがるが、教育や学歴の研究が参照されることは少ない。そして参照軸を失った教育語り、学歴語りは、まるっきり同じ論点について堂々巡りを繰り返す。あらゆる領域に当てはまることだが、教育においては特に、とっくの昔に解決した論点や、提唱されていた主張が、ゾンビのように(さも新しいものかのような顔をして)よみがえってしまうことが多い。 とはいえ、ここで時間も能力も有限な普通の人間に、「最低でも新書3冊読んでから喋れ」とか、「この論文くらい読んどけ」とかと言うのは、ほとんど「黙れ」と言っているのと同じだ(新書ぐらい誰でも楽に読めるだろと思ってるなら、認識を改めるべきだろう)。 ということで、この記事ではメリトクラシーに関する教育社会学の超有名な(記念碑的)研究を乱暴に要約し、ダイジェスト式に紹介していく。筆者は素人なので、研究の妥当性を判断する(できる)立場にないし、要約の仕
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