一般に通勤といえば電車やバスや車にバイク、または自転車に徒歩あたりだろう。 ところがスイスには、なんと通勤手段に水泳があり、川を泳いで出勤する人があたりまえにみられる都市があるという。 スイスの都市バーゼルは、ヨーロッパを代表する川の一つ、ライン川が街の中央を流れている。そのため夏ともなれば、その涼を存分に味わう水浴びや川泳ぎがそこかしこで見られる。 さらに海水浴シーズンによく見かけるのが流れに身を任せる川「通勤」だ。 専用の防水バッグを携えて、涼みながらゆるゆると、漂いながら仕事に向かう人々の風景もまた、バーゼルの風物詩になっている。 バーゼルの川を使ったユニークな通勤方法 スイスのバーゼル=シュタット準州の都市バーゼルの人々は、毎年夏になると街の中央を流れるライン川で涼む習慣がある。 そんな中、ユニークなのが川の流れに乗って出勤する人々だ。 といってもそのまま川に飛び込むのではない。彼