5. 自己資本比率が40%をこえると会社はつぶれない 貸借対照表では自己資本比率に注目します。自己資本比率は<自己資本(返済不要の資本)÷総資本(自己資本+他人資本)>で求められます。自己資本比率が高いほど会社の経営は安定し、倒産しにくい会社となります。 自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値であり、<自己資本÷総資本(自己資本+他人資本)>の式で算出します。 自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよいのです。 では自己資本比率がどのくらいなら倒産しない会社といえるでしょうか。一般に自己資本比率が70%以上なら理想企業、40%以上なら倒産しにくい企業とい