こんにちは、STAMです。今回はトピックスとして、日銀が金融緩和政策の一環として2010年よりスタートしたETFの買入れについて、その損益状況を見てみましょう。 <今回のブログのポイント> 日銀は金融緩和政策の一環として2010年より国内株価指数に連動するETF(上場投資信託)の買入れを開始。2013年以降、量的・質的金融緩和のもとで買入ペースは拡大 試算結果では、最近の株価下落により、2015年末時点で1.5兆円以上あった利益が消え、一転して4,000億円近くの含み損となっている ETFでの損失により日銀バランスシートが毀損した場合、中央銀行の信用性維持のために損失補てんが実施される可能性があるが、その損失補てんには税金の投入が濃厚 1.日銀のETF買入の拡大推移 日銀は、2010年10月の金融政策決定会合にて、国内株価指数に連動するETFの購入を決定しました。2013年3月20日に黒田
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