広島県民は気さくで明るい、素敵な人が多い。ただうかつにお好み焼きの話題を振ってしまうと、とたんにガンコでめんどくさい人びとになる。ましてや“広島風お好み焼き”という言葉を口にしてしまうと、「広島のお好み焼きこそが正当なお好み焼きなので”広島風”はおかしい!」「大阪風お好み焼きこそ亜流なのだ!」と延々ご高説を聞かされることになるから要注意だ。 読んで楽しいテレビの話「読みテレ」公式サイト4月5日に放送する「秘密のケンミンSHOW」では、この広島県民のお好み焼きへのまっすぐで屈折した思いを取り上げる。 なにしろ、広島県内のお好み焼き店は1,307店と、大阪府の1,108店を大きく引き離して全国1位。ソースの支出金額も一世帯当たり年間1,276円とこれまた2位の岡山県964円より断然多いのだ。一年間にソースに1,000円以上かけるなんて、他県民には理解できない。 街を歩く広島県民にお好み焼きにつ