2015年7月に、2030年度において2013年度比26%減の温室効果ガス排出削減を目標とする我が国の約束草案が決定され、その後2021年4月に、2013年度比46%減を目指すことが宣言され、同年10月に、「国が決定する貢献(NDC)」として提出されました。2050年のカーボンニュートラルの実現を見据えた当該目標の達成のためには再生可能エネルギーの最大限の導入が不可欠となります。とりわけ、我が国は排他的経済水域世界第6位の海洋国であることから、海洋再生可能エネルギーの大きなポテンシャルを有しており、その中でも一年中安定した発電が見込まれる潮流発電については広く普及が期待されています。 そこで、環境省では平成26年度より実施している「潮流発電技術実用化推進事業」において、国の海洋再生可能エネルギー実証フィールドに選定された長崎県五島市久賀島沖での取組み及び各種調査で取得したデータを広く公開す