離岸流に遭遇した時、焦って岸を目指して泳ぐのはNG(写真はイメージです) JodiJacobson-iStock <範囲の広がるサメ被害、離岸流が発生する海岸、予兆なく落ちる雷──夏の行楽シーズンを前に、マリンレジャーで気をつけたい海に潜む危険とその対応策についておさらいする> 今年はコロナ前の2019年以来、3年ぶりに海開きした海水浴場も多く見られます。現在、大都市を中心にコロナ第7波も急拡大していますが、政府は14日、「現時点では新たな行動制限は考えていない」と経済活動との両立する考えを示しています。 今年は、各地で歴代最速レベルの梅雨明けをしたり、コロナ自粛が昨年よりも緩和されたりしたこともあり、6月下旬から水難事故の報告が目立っています。海辺では今月、著名漫画家の死亡事故もありました。 マリンレジャーで予測がしづらく危険なものには、①海洋生物、②離岸流、③雷があります。夏の行楽シー