最近の日経新聞には、「自社株買い」という言葉が無い日がありません。国内、海外問わず、多くの企業が自社株買いを進めています。 自社株買いをするとROEは必ず上がります。なぜなら、自社株買いをした金額分がマイナス項目として自己資本(ROEの分母)の中に記載されるためです。 キヤノンのROEの推移を見てみましょう。キヤノンのROEは過去5年間で12.5 ⇒ 15.9 ⇒ 16.8 ⇒ 16.0 ⇒ 16.3 (2006年12月期)と推移しています。特徴として、 国内平均値の9%に対して、高い水準にあること 概ね右肩上がりを続けていること が挙げられます。 確かに国内平均は超えていますが、ROEの米国平均が15%~20%程度とすると、グローバル企業であるキヤノンのROEは、現状で満足という水準ではありません。 そしてキヤノンのROEが2006年12月期は僅か0.3%の伸びであったことが気になります
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経営改革マスタープランの策定において財務数値を読みとり目標を立てる技について紹介します。会計の知識やスキルを持っている方にとっては常識的なことかもしれませんが、経営改革を推進するために身につけておきたい必要最小限の知識と手法を確認しておきます。 今回は“財務諸表を理解すること”がテーマです。 PL・BS・CFの3表を知る 財務数値を読みとる上で中心となる資料は財務諸表です。財務諸表は、企業外部の利害関係者である株主、金融機関、債権者、国等に対して企業の経営成績と財政状態を報告するために作成される書類です。その代表的なものが、損益計算書と貸借対照表です。損益計算書はある一定期間における経営成績を示すものでPL(Profit and Loss Statement)と呼ばれています。また、貸借対照表はある一定時点における財政状態を示すものでBS(Balance Sheet)と呼ばれていまます。
CEO自らが自社を「誰も知らないインターネット上最大の会社」と評するのはなぜか? それは、Akamaiが展開しているのが法人向けビジネスだからといえるでしょう。一言で言ってしまえば、Akamaiは、法人顧客がWebコンテンツを一般ユーザーに提供する手助けをしているのです。 その顧客の顔ぶれは、「インターネット上最大」の名にふさわしく壮観なものです。日本の有価証券報告書にあたる10-Kでその"顧客"が挙げられています。 アドビ、アップル、ドルチェ&ガッバーナ、日立、マイクロソフト、NFL、といった一般企業だけでなく、アメリカ空軍、アメリカ国防総省といった政府機関まで…… これら世界的企業に対し、一般ユーザーも世界中に存在しています。一般ユーザーが世界中のどこからでも快適にネット接続できるよう、Akamaiは87カ国、13万7000台のサーバーによりCDN(Content Delivery N
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