ファイルの内容を正確に16進数表示でダンプ出力させて調査するには、Windows OS付属のdebugコマンドが利用できる。ただしMS-DOS時代のデバッガなので制約が多い。ダンプ出力には[d]コマンドを繰り返し実行する。 解説 システムのトラブル・シューティングや各種設定の確認作業などにおいて、ファイルの内容を正確に確認したいことがある。例えば、アプリケーションが出力したデータ・ファイルの内容が一部化けていたり、欠落していて正しく読めない、バイナリ・データが含まれている、サイズが期待したものとはわずかに異なる、何かおかしな文字コードや制御コードが入っているようだなど、といった場合、その内容を正確に調査するには、ファイルの内容を16進数でダンプ(出力)できるとありがたい。 しかしWindows OSには、ファイルの内容を表示するツールとしてはテキスト・エディタ(メモ帳)ぐらいしか用意されて
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