モバイル環境下で生産性を維持するために 前回ご紹介した「ワークプレイス調査」で、日本マイクロソフトの社員は1日の就業時間のうち、60%を自分のデスク以外の場所で働いていることが分かりました。しかもそのうち70%以上は、オフィス外での業務です。つまり移動先での生産性確保は、組織全体の生産性向上にとって非常に重要な要素です。 モバイル環境とデスク環境の最大の差は、言うまでもなく「設備」です。 通常個人のデスクスペースには、印刷物をまとめたファイルや文具、固定電話機など、業務で利用するさまざまな道具が置かれ、共有スペースにはプリンターなどの設備が用意されています。オフィス内にいれば、閉鎖空間だからこその濃密なFace-to-Faceコミュニケーションが取れ、高いセキュリティやネットワークへのアクセス性が保証されます。 モバイル環境では、これらの要素を別の手段でカバーすることで、生産性を維持する必