コベリティは10月4日、ソフトウェア静的解析/ソースコード解析ツール「Coverity 5.5」を発表した。解析速度を従来比「最大10倍」まで向上させたほか、新たに搭載/機能強化した20種以上のチェッカーで、より精度の高いテストを実施できるようにしたという。10月19日に出荷を開始する。 新製品では中核技術である「Coverity Static Analysis」(CSA)へのマルチコアCPUの採用などを通じ、解析速度を「平均5~6倍、最大で10倍」(同社の安竹由起夫氏)まで向上させた。従来なら5時間かかっていたネットワーク機器関連の2800万行のソースコード解析なら45分で済み、3.5時間かかっていたストレージ関連の150万行のソースコード解析時間を12分まで短縮するという。 また、新たにCI(継続的インテグレーション)ツールJenkins向けのプラグインを用意した。ユーザーは同プラグイ