「プログラマが知るべき97のこと」の63個目のエピソードは、ユーザビリティに関する話です。残念な事ですが、画面デザインに関して自分の仕事ではないと考えているプログラマは少なくありません。勿論、すべての分野のプログラマに必要なスキルではないかと思いますが、ユーザビリティを考慮したインターフェイスを設計する事はプログラマに求められるスキルの1つです。アイコンや画像を描くようなデザイナの仕事と考えてはいけません。情報の入力フォームであれば、入力値の妥当性のチェックはプログラマの仕事です。ユーザの操作が迷わないように誘導したり、不正な操作をすることを防止する手を打つのもプログラマの仕事です。論理的に考えた上で最適な形を提供する必要があります*1。 このエピソードでは、そんなユーザビリティに関する内容で特にエラーチェックに関する事が書かれています。 「入力して欲しいのはあくまで情報であり、データでは