VBAでは複数データを格納できるデータ型として、配列とコレクションがある。 それぞれ一長一短あり、どちらが優れているというものではないのだが、どちらかといえばデータの追加・削除が簡単に行えるコレクションのほうが使い勝手は良いかもしれない。 さて、今回は配列とコレクションのデータ構造に焦点を当ててそれぞれの違いを説明する。 配列のデータ構造 例えばInteger型の配列を次のように作成する。 Dim Arr(3) As Integer Arr(0) = 10 Arr(1) = 20 Arr(2) = 30 Arr(3) = 40 すると、メモリ上には単に直列にデータが並ぶ。VBAのIntegerは2バイトなので、ちょうど2バイトずつ隙間なく配置される。 もし次のようにLong型で宣言したら、 Dim Arr(3) As Long Arr(0) = 100 Arr(1) = 200 Arr(2
