東浩紀に関するkiyo_stillmanのブックマーク (4)

  • 依存と幻想からの脱却/思想地図β Vol.2 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■貴重な地図であり羅針盤:思想地図 東浩紀氏編集の思想地図は、発売以来欠かさず読んで来た。それは広く一般の人が読むことができるほど平易ではなく、参入するためには一定のハードルを越えなければならない。現代日ではすっかり衰退してばらばらになってしまった『思想』の断片を拾い集める根気と、自分の頭を使って考えることを最低限要求される。人々がすっかりその習慣を無くしてしまった今、そのハードルは限りなく高く見える。だが、ひとたびある程度準備ができてその世界に参入してみると、身近にありながら気づくことのなかったものがいかに沢山あったかを知って驚くことになる。そして、思想地図が今の日では希有の『地図』であることに気づくだろう。ここに時代がそっくり写し取られ、地図として一覧できる。もしかしたら、地図というより『羅針盤』と言ったほうがいいかもしれない。日の思想シーンを知るための地図であり当代有数の羅針盤

    依存と幻想からの脱却/思想地図β Vol.2 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • 思想地図βvol.2「震災以後」を読んで - 辻日記

    雑評さて、大江健三郎みたく、僕は少しばかり震災の2週間ぐらい前の話をしないといけない。僕はその時神保町にいて古を物色していた。僕の師匠が「方丈記」に関して熱烈なツイート(鴨長明と兼好法師の対比)をしていたので、興味引かれてそれを買いにいったのだ。僕が方丈記を読んでいて最も印象に残ったのは大飢饉の中で幼い我が子や愛する人に手に入れた糧を譲って自らが死んでいった人々や行き倒れで死んでいった人々に仁和寺の和尚が死体の額に「阿」の梵字をかいてまわった、という記述だ。津波や火災などの災禍に見舞われたときに、自分はまず何をするだろうか。この問いに僕は驚くほど率直に「例の仁和寺の和尚みたいなことをしたいな」と思った。僕自身が最も驚いた。僕は震災の後まず「喪」について考えていたのだ。勿論、その後は飛来する数多の情報に翻弄し、そのことを忘れてしまった。言うまでもなく、この思想地図βvol.2の「震災以後

  • 2011-07-03

    ※現在販売は行っておりません ※現在販売は行っておりません。 どうも、「はじあず」編集長の斉藤です。 ご存じの方はお久しぶりです。はじめての方ははじめまして。 我々は東浩紀のファンが集まって「東浩紀」をテーマにした同人誌をつくろうと集まった「はじめてのあずまん」製作委員会です。 6月の文学フリマで電子書籍で「はじめてのあずまんβ」を頒布させていただきました。 文学フリマからだいぶ経過してしまいましたが、文フリに来ることのできなかった皆様にも是非読んでいただきたいと思いまして、文フリで頒布したものをweb販売させていただきます。 表紙込み総ページ269ページ!(!) を電子書籍だからできる350円(!)にてご提供!(文フリでは300円でしたが、手数料の分、50円増しです、ご了承ください……) 購入方法は以下の通りです。 paypal or クレジットカード 1、hajiazu@gmail.c

    2011-07-03
  • 東浩紀「小松左京と未来の問題1」(1/4)|Science Fiction|Webミステリーズ!

    〈ミステリーズ!〉に連載中の、東浩紀氏の「セカイから、もっと近くに!――SF/文学論」最終章として、vol.38(2009年12月号)より開始された小松左京論を、ウェブ上に転載いたしました。なお、このページ上で太字となっている箇所は、紙の誌面上での傍点を示します。(編集部) 宇野常寛によるセカイ系批判への応答に始まり、新井素子、法月綸太郎、押井守と三人の作家について論じてきたこの評論も、ついに最後の作家を迎えた。ここで取り組みたいのは、日SFを代表する巨人、小松左京である。 小松についてセカイ系の観点から語る。この枠組みが奇妙なものに見えることは理解している。というのも彼の小説は一般には、セカイ系の想像力と対照的なものだと見なされているからである。そしてそれはそれで正しい。 小松は社会派SFを多数書いたことで知られる。他方でいままで見てきたとおり、セカイ系の特徴は社会の審級が壊れて

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