台風第9号は、8月31日から9月2日にかけて非常に強い勢力で沖縄から九州地方へと接近する見込みです。その一方で、いまだ市中での新型コロナウイルスの流行が続いています。 台風による避難所が設置される地域もあると考えられます。こうした場所では、避難した住民が密集しがちとなり、強風を防ぐため密閉しがちであり、新型コロナウイルスの感染リスクが高くなると考えられます。できるだけスペースを確保して密集を避けるとともに、少しでも換気をしながら衛生対策を徹底するようにしてください。 一番の感染対策は分散して避難することです。とくに高齢の避難者については、ホテル等の宿泊施設を提供するように市町村では検討してください。あるいは、親類の家などへの早期避難を勧めておき、避難所内で高齢者が密集して過ごすことがないようにすることも考えましょう。 なお、濃厚接触者や体調不良者、新型コロナウイルスに感染して自宅療養してい