キリンビールは家庭にビールサーバーを貸し出し、作りたてのビールを定期的に宅配するサービスを始めることになり、市場の縮小が続くなか、新たな需要の掘り起こしにつながるか注目されます。 初めは首都圏にある1都3県で月に2回、2リットルずつ宅配し、来年の夏からは順次、エリアを拡大する計画で、家庭向けではビール業界で初めてのサービスだとしています。 ビールサーバーは炭酸ガスを使って容器からグラスにビールを直接注ぐもので、きめ細かい泡ができるなどの特徴があり、多くの飲食店で使われています。これを家庭に貸し出して、消費者がビールを定期的に購入するようにして固定客を増やし、縮小するビール市場で新たな需要の掘り起こしにつなげたい考えです。 キリンの橋本誠一常務執行役員は、「できるだけ新鮮なかたちでビールを届けることを考えて、需要が読める定期購入の方法を取った。季節感のあるビールも提供し、サービスを充実させた
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