仏領コルシカ島で逮捕されたイタリア・マフィアのボス、マルコ・ラドゥアーノ受刑者(左)。伊警察軍(カラビニエリ)提供(2024年2月2日提供)。(c)AFP PHOTO / ITALIAN CARABINIERI 【2月3日 AFP】イタリア・マフィアのボスで、昨年に厳重警備が敷かれた刑務所から脱獄したマルコ・ラドゥアーノ(Marco Raduano)受刑者(40)がフランス領コルシカ(Corsica)島で逮捕された。両国当局が2日、明らかにした。 ラドゥアーノ受刑者は、欧州警察機関(ユーロポール、Europol)の最重要指名手配犯リストで「危険」人物とされていた。 同受刑者は、第4のマフィアとして知られるイタリア南部プーリア(Puglia)州フォッジャ(Foggia)の新興マフィアに所属するガルガーノ(Gargano)一族のボス。 ユーロポールによれば、組織が「殺人、麻薬密売、恐喝」などを