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ブックマーク / thinkit.co.jp (36)

  • 3キャリア対応の携帯サイトを作るには

    制限の多いキャリアに合わせた作り 前回(http://www.thinkit.co.jp/article/143/2/)は、汎用的な携帯サイトを作る手順とポイントを解説しました。今回は、3キャリア対応の携帯サイトを作るテクニックと「こうしたい」を実現するデザインテクニックを技術的視点で解説します。 3キャリアに対応した携帯サイトを作るためには、各キャリアの仕様を比較し、最も制限の多い(自由度の低い)キャリアに合わせなくてはなりません。まず、第1回(http://www.thinkit.co.jp/article/143/1/)と第2回(http://www.thinkit.co.jp/article/143/2/)の内容をふまえて、3キャリアの携帯サイト制作のポイントをおさらいしましょう。 HTMLCSSに関しては、最新のデザインを取り入れるならHTML文書は「XHTML」で記述する、コ

  • PCブラウザで携帯サイトのテストをする

    PCブラウザを使ってテストする 前回(http://www.thinkit.co.jp/article/142/1/)は、携帯テストを行う上でのポイントを見てきました。今回は、携帯サイトのテストをPCのWebブラウザを使って行う方法について紹介します。 携帯サイトは携帯キャリアによる仕様が違うといえども、基的には一部を除きHTMLやXHTMLを利用しているWebサイトには違いありません。そのため通常のブラウザでPC向けのWebサイトと同じように表示することができます。そのため一般的な画面が表示できるかのテストはPCブラウザで行うことができます。 また、PCブラウザは携帯端末ではできないテストも行うことができます。それは「ソースコードのチェック」や「HTTPの通信ログ」の確認などです。通常のPCブラウザでは表示されているHTMLのソースコードを見ることが簡単にできますが、携帯端末ではソース

  • 工程/進ちょく管理のツールを比較!

    GanttProjectの機能と特徴 今回は、プロジェクトの工程管理や進ちょく管理のニーズに対して、ガントチャート機能を中心に提供しているツールとして、「GanttProject」と「OpenProj」を検証します。 GanttProjectは、Java言語(Swing)を用いて作られている、オープンソースのデスクトップアプリケーションです。原稿執筆時点(2008年9月現在)での最新バージョンは2.0.7です。 主な機能としては、「タスクの階層化と依存関係の設定」「ガントチャート」「リソース負荷チャート」「PERT図の生成」「レポートの出力(PDFHTMLほか)」「MS-Projectファイルのインポート・エクスポート」「WebDAVを用いたファイルの共有」があります。 ツールのインストールは非常に簡単で、ダウンロードページ(http://ganttproject.biz/downloa

  • フォームのユーザビリティを改善する

    フォームの重要性 今回はWebサイトの「使い方」からユーザビリティを改善する方法を探っていきます。 多くのWebサイトでは、ユーザーにフォームから何らかの情報を送信してもらうことが非常に大きな目的となります。ブログやSNSに代表される、ユーザー自身がコンテンツを作成するような場合では、フォームの操作がWebサイトの基操作となります。また、ECサイトではフォームを操作して、購入のアクションを完了してもらうことが最大の目的です。 一方で、フォームはユーザーに対する負担が非常に大きい部分でもあります。純粋な操作量も多くなりますし、ユーザー自身が何らかの情報を送信するということに対する意識的なハードルもあります。 ですから、フォームのユーザビリティを高め、ユーザーの離脱を少しでも防ぐことはWebサイトを制作・運営する上で非常に重要な課題となります。 今回はそんなフォームのユーザビリティを改善する

  • リーダーへの4つの問い

    成功の条件と失敗の背景 「第1回:リーダーシップなくして生産はなされない」で、ドラッカーの説く経営理論の全体像を説明しながら、プロジェクトマネジャーの方も「経営」「マネジメント」についての理解を深めるべき時代がきたと書いた。 今回は、「経営」「マネジメント」とは何か、成功するための条件とは何か、また失敗する背景には何があるのか。これらについてのドラッカーの考え方を説明する。 マネジメントとリーダーシップについての「誤解」 「マネジメント」や「リーダーシップ」は、よく使われる言葉だが、それぞれの言葉の定義を聞かれて、正確に答えられる人は少ない。「マネジメントとは何か?」と問うと、「組織を管理すること」あるいは「目標に向かって人的リソースを最適化すること」といった回答が多い。 おそらく、「組織体が何らかの正当な目的に向かって、順調に活動している」状態を「マネジメントの成功している姿」としてイメ

  • 要件と機能の関連を保つテンプレート

    品質の鍵は上流工程にあり SIer業界において、生産性向上は永遠のテーマです。そのための施策としてよく行われるのがドキュメントの標準化です。もちろん、弊社においても実践しており、その一環として業務システムの開発ドキュメント標準テンプレート「DUNGEON(ダンジョン)」を作成しています。DUNGEONは現場主体で作成しており、そのノウハウが凝縮されているのが特徴です。2005年に連載「即活用!業務システムの開発ドキュメント標準化」(http://www.thinkit.co.jp/free/project/4/1/1.html)にて紹介したところ、大変好評でした。 その後もこのDUNGEONは、現場で鍛え続けて進化しています。そこで、再度そのノウハウを「すぐに使えるテンプレート」として紹介することになりました。対象は業務システムをウオーターフォールで開発するSEを想定しています。今回は、そ

  • 要件と機能を簡潔に伝えるテンプレート

    設計で使用するドキュメント 「第1回:要件と機能の関連を保つテンプレート(http://www.thinkit.co.jp/article/140/1/)」では、上流工程のうち要件定義フェーズで使用するドキュメントとして、「DUNGEON」テンプレートの中から「要件一覧」と「機能一覧」を紹介しました。今回は基設計フェーズでのドキュメントについて、ダウンロード可能なテンプレートファイルを元に紹介していきたいと思います。 なお、基設計で作成する全成果物とその作成手順については、連載「即活用!業務システムの開発ドキュメント標準化(http://www.thinkit.co.jp/free/project/4/1/1.html)」の第3回(http://www.thinkit.co.jp/free/project/4/3/)に詳しいのでそちらを参照してください。 ここで、注意するポイントが

  • モバイルサイトをリッチ化する

    モバイルリッチサイトとは 前回(http://www.thinkit.co.jp/article/145/1/)では、モバイルサイトにもリッチ化やデザインが求められている市場の状況を紹介しました。実際に、最近では次々とデザイン性に優れたモバイルサイトが生み出され、サイトへの集客やサービスへの効果を上げています。 今回は、具体的なモバイルサイトのリッチ表現方法とその導入法・実現方法などについて紹介していきます。 では現状で表現可能なモバイルのリッチサイトとはどんなサイトなのでしょうか。以下にモバイルリッチサイトの制作・表現のポイントを挙げてみました。 ・XHTMLベース(CSS指定、Table、DIVなどのタグに対応) ・VGA(640×480ドット)など高解像度に対応 ・インラインFlash、インタラクティブFlashでの表現 ・動画での表現 図1での制作事例を基に、大まかなポイントを見て

  • Flash Lite 1.1の基本的なスクリプト制御

    Flash Lite 1.1はFlash 4ベースの仕様となっています。とは言っても、厳密にFlash 4とまったく同じ仕様というわけではなく、if文や文字の連結などで記述方法が異なる部分があります。 現在、PC版のFlashコンテンツを制作する場合、ほとんどがFlash 5以上の環境で制作を行っていると思います。そのため、PC版のFlashコンテンツ制作の基知識がある方でも、Flash Lite 1.1でコンテンツ制作をする場合は、使いなれた記述方法と少し異なる場合があると感じるかもしれません。 それらの相違点と合わせて、基的な部分からFlash Lite 1.1の解説をしていきます。 ムービークリップのプロパティの取得と設定に関しては、PC版のFlashと同様にドットシンタックスを利用することができます。 まず、ムービークリック「mc」の中にある「a」というムービークリップのプロパ

  • 現場が求めるOSS管理ツールとは?

    どんなプロジェクト管理ツールを使うか 「プロジェクトの管理」を目的としたオープンソースソフトウエア(OSS)が、数多く登場しています。プロジェクトを成功させるために、これらのツールを「道具」として効果的に利用でき、そして実際にプロジェクトを効率化できれば、プロジェクトに直接かかわる人々(ステークホルダ)だけでなく、IT業界全体としてもメリットのあることでしょう。 最近のIT業界、特にソフトウエア開発のプロジェクトでは、まだまだデスマーチが繰り広げられているのが現実で、限られた期間で開発プロジェクトを予定通り完遂することは、相変わらず難しいことであるというのが実感です。そこで、プロジェクトを成功させるためには、失敗する原因をいかに排除していくかということを考えていく必要があります。 図1に示すように、プロジェクトの成功を支える要素としては、いくつか重要なものがあります。これらの要素が十分に考

  • [Think IT] 第1回:携帯サイトとPCサイトはここまで違う! (1/3)

    XHTML Mobile Profileに対応したHTML 連載では、「PCサイトを制作してきたけど、携帯サイトは初めて」といった企業や個人クリエイター向けにPCとモバイルの違いなどをふまえ、携帯サイトを公開するまでの入門的なノウハウを紹介していきます。 まず、今回はHTMLの種類やタグ、CSSなど携帯ブラウザによる違いと、画面サイズやキャッシュ容量などの端末による違いについて紹介していきます。 では、早速携帯サイトを作る上でマークアップの基となるHTMLについて説明します(図1-1)。携帯電話はPCと比べても非常に早い進化を遂げてきたため、どれも基HTMLを基準に作られていますが、携帯ブラウザ(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ)で表示可能なHTMLの仕様には実に多くの種類が存在します。 現在市場に出回っている機種ということに限定すれば、XHTML Mobile Prof

  • 第3回:色調・質感補正の基本 (1/3) [Think IT]

    色調補正ツール Adobe Photoshopには、色調を調整するためのツールがたくさん用意されています。「フィルタ」などで劇的な変化が楽しめたり、思いがけない結果を得られるのもPhotoshopの魅力ですが、まずは写真をレタッチする基として色調を自分の思い通りにコントロールできるようにすることが重要です。 色調を調整していく作業でのポイントは、オリジナルの写真の状態は変更しないで、いつでも確認できるようにしておくことです。そのためには、色調補正はメニューの「イメージ→色調補正」からではなく、レイヤーパレットの下にある白黒の丸マーク「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」から使用してください。そうすることにより、オリジナルは常に「背景レイヤー」として残り、いつでも確認することができます。 「イメージ→色調補正」からの補正は写真のレイヤーを直接補正することになり、やり直す時などに融通が利

  • モバイルサイトに求められるデザイン力!

    モバイルサイトもデザインの時代 今年になりグッチ(http://www.gucci.com/jp/japanese/gucci-news/about-mobile/)やルイ・ヴィトン(http://lvmonogram.jp/)、カルティエ(http://m.cartier.jp/)、Coach(http://japan.coach.com/mobile/)、ポルシェ(http://m.porsche.co.jp/)などの、いわゆるハイ・ブランドが、相次いでモバイル向けのブランディングサイトをスタートしているのはご存じでしょうか? それぞれのブランドイメージそのままに、インタラクティブFlashや画像をふんだんに使い、デザイン化されたモバイルサイトや、きせかえツールなどのリッチコンテンツは若年層・女性層を中心に圧倒的な人気を得ています。 待受Flashなどのサービスコンテンツも、記録的なダ

  • Flash Liteの基本を学ぼう!

    Flash Liteの概要と活用法 Flash Liteとは、簡単に言えば、携帯電話でFlashの閲覧を可能としたバージョンのことです。2003年に発表されたNTT docomoの505iシリーズなどから対応されはじめました。 当初は「パケット代がかかる」「処理が重い」などの声も少なくありませんでしたが、パケット定額制などの導入や、機種のスペック向上、そして、携帯サイトの利用頻度が増えている今、携帯でのFlashの需要性は高まってきています。 その大きな理由は2つあります。 1つ目は、Flashの大きな特徴でもある、高度なアニメーションとインタラクティブ性です。アニメーションを活用することにより、楽しそう・面白そうな雰囲気、またはインパクトなどを与えるイメージ訴求力は、ただの静止画やGIF画像よりも高い効果を狙うことができます。また、ゲームや遊び系コンテンツなどもFlashを利用されるケー

  • [Think IT] ユーザビリティの判断基準って何?

    ユーザビリティを気にしてますか? Web制作やWeb開発担当者の皆さん、そして企業のWeb担当者の皆さんは、あなたが制作・開発したWebサイトはユーザビリティに気を配れていますか? 連載では、ユーザビリティを判断するために必須な判断基準と、それを導き出すための方法を紹介します。 また、Webサイトのユーザビリティ評価を簡単に使るチェックツールも提供します。まずはユーザビリティを気にかけるための第1歩として読んでいただけると光栄です。 題に入る前に、まずは「Webユーザビリティの定義」をおさらいしましょう。「ユーザビリティ」を辞書で引くと「使用可能なこと・有用性」(引用:三省堂提供「デイリー 新語辞典」)とありますが、一般的に使われる言葉では、「使いやすさ」「使い勝手のよさ」と言われています。 「使いやすさ」「使い勝手のよさ」とは何でしょうか。周りにあるもので例えると、あなたの使っている

  • [Think IT] CPUの仮想化

    ハードウエアの仮想化とは? ここ2、3年仮想化技術が注目を集めています。サービスやアプリケーションなどのソフトウエアから、サーバーやストレージ、CPUなどのハードウエアまで、さまざまな場面で仮想化がキーワードになり、それを利用したソリューションが提供されるようになりました。 連載では、特にサーバーやPCで使われているハードウエアの仮想化においてキーとなるCPUによる仮想化をサポートする技術を紹介します。CPUの仮想化をサポートする技術を使うことで、1つのシステム上で複数のOSを起動することが簡単にできるようになります。なお、ここでのCPUはIntel系のいわゆるx86系CPUを中心に紹介していきます。 CPUの特権レベルとは何か? 仮想化について説明する前にCPUの「特権レベル」について説明します。これを理解すればCPUの仮想化というものが簡単に理解できます。 Intelの386以降のC