オリ・中嶋監督 左のワンポイントは“不要”「左対左って存在するのかと。そういう動きになっている」
オリックスの26年ぶりの日本一で今シーズンを終えたプロ野球。23日には日本ハムの金子千尋投手(39)が引退会見を行うなど、今年限りで引退した主な選手をまとめました。 この日、引退会見を行った金子投手は04年に自由枠でオリックスに入団。18年オフに日本ハムへトレード移籍してからは、先発と中継ぎでプレーし、多彩な変化球とコントロールを武器に通算130勝。来季から特命コーチに就任し、アメリカに留学することになりました。 また日本ハムでは杉谷拳士選手(31)も今季限りで引退しました。ビジターの西武戦では、打撃練習中に球場アナウンス担当・鈴木あずささんによる“杉谷いじり”や、プレーでは左右両打席でホームランを放つなど、ファンの記憶に残る選手でした。 そして人的補償で19年に西武へ移籍した内海哲也投手(40)はシーズン途中に引退を発表。西武移籍初年度はケガで1軍登板なしに終わりましたが、翌20年に移籍
5試合4回1被安打1与四球6奪三振、自責点0。 第2、5、7戦で比嘉が失点していれば、オリックスの日本一はあり得なかった。率直に言って、このシリーズで彼ほど心強い投手はいなかった。 しかしオフの契約更改では比嘉に提示された年俸(推定)は、驚くべきものだった。 比嘉幹貴 40歳 30試5勝0敗1S 5H 21.1回 率2.53 3600万円 近藤大亮 31歳 32試1勝4敗2S 15H 30回 率2.10 4200万円 宮城大弥 21歳 24試11勝8敗0S 0H 148.1回 率3.16 8000万円 田嶋大樹 26歳 20試9勝3敗0S 0H 125回 率2.66 1億円 比嘉は同じ沖縄県出身で、19歳年下の宮城の半分以下の年俸だ。そしてトミー・ジョン手術で2年間登板がなく、今季の初めには育成契約だった近藤大亮よりも低い。 比嘉は2013、14年とシーズン50試合以上登板し、2年で42ホ
「スポーツは人格形成に役立つ」と言われるが、本当なのだろうか。名桜大学の大峰光博准教授は「部活に入る大学生の半数が相手への侮辱やブーイングを許容するという研究結果がある。スポーツは社会性を涵養するような上等なものではない」という――。 部活動は強制加入されるものではない 2022年11月、中学校の運動部活動に入部している生徒の割合が、37の道県で過去最低になったとするNHKの調査が発表されました。全国の平均は59.6%であり、最も低かったのは50.7%の奈良県、次いで51%の長野県でした。部活動への強制加入を見直した学校が増えていることが影響していると考えられますが、そもそも学習指導要領で「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」と明記されている部活動は、強制加入されるものではありません。 現在、公立中学校において部活動の地域移行が進められており、部活動の意義が問われています。 日本の中
楽天・島内が謝罪「自分の発言が軽率でした」異例のFA要望で「迷惑をかけた」 2枚 楽天・島内宏明外野手は18日、契約更改の際に、複数年契約の途中でFA宣言を要望した件について「本当にお騒がせして申し訳なく思っています」と謝罪した。 「自分の発言が軽率でした。球団とかではなく自分が全部悪いことなので、監督にも謝罪しました」と語り、石井一久監督とも話をしたことを明かした。 「自分はフレッシュな気持ちで来シーズンを迎えようと思っている。迷惑をかけたなと思う気持ちを、優勝という形で変えられたらいいなと思っています」と語った。 島内は来季が4年契約の3年目だが、14日に行われた契約更改交渉の席で「来年できるなら、FAさせてほしいということは言いました」と語り、波紋を呼んでいた。 この日は山梨県南アルプス市で行われた「よしもとエンジョイベースボール」に参加した。 続きを見る
webスポルティーバ野球の記事一覧プロ野球野茂英雄の「珍記録」完投勝利、高校野球での執念の2スイング......。ベテラン実況アナが仕事中に見入った試合ベスト5 (2ページ目) 【4位】1994年7月1日 NPB 近鉄×西武 8-3 これも珍記録系なんですが、野茂英雄さんが16四球を出しながら191球を投げて完投勝利を飾った試合です。毎回ランナーを背負って、「いつ打ち崩されるか」と思っていたらいつの間にか最終回まで投げきってしまった。15残塁の結果に、当時の西武の主砲だった清原和博さんも「あれだけ荒れていたら狙い球が絞れない」と困惑していたようですね(笑)。 30年以上前からさまざまなスポーツを実況してきた上野氏 photo by Murakami Shogoこの記事に関連する写真を見る 私はこの日、近鉄側のベンチレポーターだったのですが、「近鉄の守備の時間が長いなぁ」と我慢して試合を見る
西武今井達也投手(24)が異例の背番号変更を決断した。自ら志願して「11」を手放し、「48」に変える。 1日、埼玉・所沢市内の球団事務所で契約を更改。600万ダウンの4500万でサインした後に明かした。 「正直、11番をいただいてから6年間。正直、チームに貢献できていない部分があった。先輩の番号をもらってマウンドに立つ時。11番を背負っている時以上に、モチベーションがあるのではないかと考えた。48番を背負って、1試合1試合、今までとは違ったモチベーションで、マウンドに立った方が結果に結びつく。もっと成長するのではないかと変更を決意しました」 先輩の思いを受け継ぐ。「48」は今季限りで現役を引退した武隈祥太氏(33)が背負っていた番号。今井は武隈氏と一緒に自主トレを一緒に行うなどしていた。 11月23日のファン感謝イベントでは、武隈氏の引退セレモニーで号泣しながら、花束を渡していた。もともと
現実から乖離した「投手最高の賞」 10月24日、沢村栄治賞(沢村賞)の発表があり、2年連続でオリックスの山本由伸が受賞した。その抜群の成績からして順当な結果ではあったが、堀内恒夫選考委員長は「1人しか選びようがない。選考するのは楽かもしれないけど、寂しい気がしないでもない」と感想を漏らした。この感想も近年では聞きなれたものになっている。 そもそも沢村賞とは、そのシーズンの両リーグで最も優秀な成績を残した先発投手1人に与えられる「投手最高の栄誉」だ。1947年制定。プロ野球草創期の大エースだった沢村栄治の名前を冠している。 選考基準は以下の7項目。1982年に制定された。
webスポルティーバ野球の記事一覧プロ野球「最後の近鉄戦士」坂口智隆の引退に喪失感。OB磯部公一が語る、いてまえ打線「天才はいなかったけど、練習量がすごかった」 礒部公一インタビュー(2) かつての近鉄"いてまえ打線"の逸話 (インタビュー1:楽天の歴史的大失速はなぜ起きたのか。「外国人野手で当たりを引かないと厳しい」>>) 今シーズンオフ、NPBから"近鉄戦士"がいなくなった。ヤクルトの坂口智隆が、今季限りでユニホームを脱ぐことを決意したからだ。球界再編から18年、坂口の引退によって近鉄バファローズでプレーした選手はついにゼロとなった。そんな年にオリックスバファローズが26年ぶりの日本一を決めたのは不思議な"縁"も感じさせる。 一方で、コーチ陣や解説者に目を向ければ、近鉄OBがいまだに存在感を放っているのは事実だ。球団最後の選手会長として、近鉄バファローズ消滅の渦中にいた礒部公一氏もその
第5位:「休まへんのが4番。それだけよ」 →2004年の第一次政権時に、「4番で起用し続ける」と宣言した金本知憲に対しての言葉 就任会見で「期待してもらって結構です」という名台詞を生んで始まった第一次岡田阪神(2004〜2008)。この時代を象徴する選手といえば4番を張り続けた金本知憲だ。前年までは3番が定位置だったが、岡田監督は「4番金本」にこだわりつづけた。 そんななか、球史に残る名場面が生まれたのは2004年7月30日。前日の試合で左手首に死球を受けて剥離骨折を負いながら、変わらず4番として先発出場を果たし、右手だけで2本もヒットを放ってみせた。 実は死球を受けた29日時点で、金本は連続フルイニング出場が698試合目。日本記録である700試合連続フルイニング出場が目前だっため、「記録のための出場ではないか」といった否定的な声もあがるなか、岡田監督の放った「どん語」がこの「休まへんのが
「FA宣言はしていませんよ」 今年で30年目を迎えたプロ野球のFA制だが、過去には制度導入直後で、ルールがよく浸透していなかったり、FA権行使後の見込み違いなどを理由とする珍事も何度かあった。そんなFAがもたらした“想定外の人間ドラマ”を振り返ってみた(金額はいずれも推定)。【久保田龍雄/ライター】 【写真】FAを巡るドラマの主役たち FA移籍引き留め料を加えた球団側のアップ提示に同意してサインしたはずなのに、FA残留したことに気がつかなかったのが、1994年オフの西武・渡辺久信である。 同年、9勝8敗の成績でチームの5年連続リーグ優勝に貢献した渡辺は、11月5日の契約更改で1億2800万円から65%アップの年俸2億1000万円の提示に満足してサインした。 実は、この金額は、“新年俸”1億6000万円に“引き留め料”の5000万円が加算されたものだったが、渡辺自身は記者会見で「FA宣言はし
ほぼ同じ防御率なのに“天国と地獄” チーム最多投球回、試合作って痛恨11敗の悲劇 千葉ロッテマリーンズ 2022.11.12 Twitter Facebook LINEにおくる Bookmark ロッテ小島の9イニングあたりの援護点は「2.57」 ロッテの小島和哉投手はプロ4年目の今季、24試合に先発して3勝11敗と大きく負け越した。しかし防御率はリーグ6位の3.14。この数字を見ると試合をつくっていることが分かる。データを見てみると、援護に恵まれなかった“不運”が浮かび上がる。 セイバーメトリクスの指標を用いてプロ野球のデータを分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、9イニング当たりの援護点(援護率)を示す「RS/9」は、規定投球回に到達した投手の中では日本ハム・加藤貴之投手(2.50)に次ぐワースト2位の「2.57」。6回自責点3以下でクオ
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