韓国大統領選を保守系の尹錫悦(ユン・ソンヨル)氏が制したことを受け、日本の経済界からは10日、いわゆる徴用工訴訟などで悪化する日韓関係の改善に期待する声が相次いだ。 経団連の十倉(とくら)雅和会長は「(平成10年の)日韓パートナーシップ宣言の精神に基づく、未来志向の関係が構築されることを期待する」とのコメントを発表。両国には地球温暖化対策や少子高齢化など多くの共通課題があるとし、「双方が互いの強みを生かして、一致協力して課題解決に取り組む余地は大きい」と連携強化を求めた。 徴用工訴訟で賠償命令を受けた日本製鉄(旧新日鉄住金)の名誉会長でもある日本商工会議所の三村明夫会頭は報道陣の取材に対し「大統領が切り替わったということは、(改善の)きっかけが発生したということ」と説明。「お先真っ暗で、手のつけようがない状況」だった従来の日韓関係が最悪期を脱することに期待を寄せた。一方、経済同友会の桜田謙
岸田文雄首相は10日、韓国大統領選で保守系野党の尹錫悦(ユン・ソンヨル)氏が当選したことを受け、祝意を示した。尹氏は日韓関係について「未来志向」を掲げており、日本政府内にも関係改善のきっかけになるとの見方がある。一方で、いわゆる徴用工訴訟や慰安婦訴訟問題をめぐって韓国側に事態打開に向けた動きがあるかどうかは未知数で、新政権の対応を見極める構えだ。 「尹次期大統領の選出を歓迎する。心よりお祝い申し上げたい」 首相は東京都内で記者団にこう述べた。同時に、「1965(昭和40)年の国交正常化以来築いてきた友好協力関係の基盤に基づき、関係を発展させる必要がある」とも語った。 首相があえて国交正常化に触れたのは、65年の日韓請求権協定で請求権問題の「完全かつ最終的な解決」を定めたにもかかわらず、日本企業に賠償を命じた徴用工訴訟判決など、韓国側が国際法や両国間の合意を無視し続けているためだ。「祝意を伝
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
将棋の藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・王将・棋聖と合わせ五冠=が9日、名人戦につながる順位戦で最上位クラスのA級への昇級を決めた。来期はトップ棋士10人の1人として名人挑戦権を争う。初参加で挑戦者になれば、来年に史上最年少の20歳で名人を獲得する可能性がある。 この日は第80期将棋名人戦・B級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終13回戦で佐々木勇気七段(27)と対戦。佐々木七段の攻めに1時間半を超す長考を強いられる場面もあったが、最後は藤井竜王が大勝負を制した。成績を10勝2敗として同組の13人中1位になり、初のA級入りを決めた。 順位戦はA級から最も下位のC級2組まで五つのクラスがある。1年に1回しか昇級できず、A級に上がるまでに最短で4期かかる。藤井竜王は第76期の順位戦から参加。第77期のC級1組で9勝1敗の成績を挙げながらB級2組への昇級を逃したが、その他の年は圧倒的な
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く