さまざまな業界に急激な変革をもたらしているAIなどのテクノロジー。今、日本のものづくりの長年の慣習にも変化を及ぼそうとしている。その慣習とは、メーカーと下請けの間の部品の受発注。挑むのは、20代の若者が引っ張るITベンチャーだ。(経済部記者 野上大輔) 東京 台東区にあるベンチャー企業「キャディ」。ソフトウエアのエンジニアが社員の大半を占めるITベンチャーだが、事業領域はITベンチャーにしては珍しく「ものづくり」の分野だ。 加藤勇志郎CEO(28)はマッキンゼー出身。コンサルタントとして製造業の経営サポートをしていた。 一方、共に起業した大学時代からの友人、小橋昭文CTO(29)はアップルのアメリカ本社で勤務した経験を持つ。iPhoneやワイヤレスイヤホンの開発などを手がけるエンジニアだった。 2人がそれまでのキャリアを通じて感じていたのが、製造業が抱える共通課題。すなわち、数百点から数万
![ビジネス特集 受注・発注のムダなくします | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fd8b2f6fcc18c06d9bcf0922a4f485ce18285006/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190704%2FK10011981881_1907041534_1907041606_01_02.jpg)