日本株の先行きについて、ちょっと強気になってみたい。日経平均株価が戻ってきたといっても2万2000円台では、なかなかそんな気にもなれないかもしれない。だが、案外、夏ごろまでの大きなラウンドがあるかもしれない。実際のところ、市場に見逃せない出来事や見方が現れていることも事実である。 外国人の買いは6月まで続く?それとも相場は崩れる? まず、最初に挙げられるべきは日本株の相場に最大の影響を与える外国人投資家の「市場復帰」だ。東京証券取引所によると、海外投資家は3月第4週、4月第1~3週と4週連続して日本株を買い越している。1月第2週からずっと売り越し、累計3兆1000億円もの売り越しを記録した投資家が買い越しに転換している。これは大きな需給関係変化の兆しといっていい。 実は、外国人は2001年以降、毎年4月になると日本株を買い越してきた経緯がある。しかも、それが5月~6月まで継続することが多か
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