p-shirokuma.hatenadiary.com 若い頃、自分は「コツコツ努力する」のが苦手な人間だと思って生きてきた。めんどくさい本を読んだり、マイコンの前で延々とBASICのブログラムを打ち込むのは、全く苦にはならなかったのだけれども。 ただ、幼少時から、やたらとコンプレックスが重くのしかかっていて、「自分のような、ルックスが悪くて、運動音痴な人間は、なんとか勉強で生きていくしかない」とは思っていたのだ。 だから、それなりには勉強したつもりだったのだが、やっぱりテレビゲームや読書のほうが楽しかった。 高校時代、全寮制の男子校に行っていたのだが、とにかく寮生活が苦痛でしかたがなく、夜の「学習時間」も、参考書のカバーをかけて、本ばかり読んでいた。 それでもなんとか「そこそこ」と言えるくらいの大学に受かり、自分には向いていないなあ、と思いつつ国家資格を取り、もうちょっと立派な職業人にな
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