はじめに Julia Advent Calendar 2015 22日目の記事です。 Julia の C++ FFI (Foreign Function Interface) である Cxx.jl をしばらく使ってみたので、その感想を書きます。加えて、Cxx.jl を使って作った成果物の話も簡単に書こうと思います(冒頭に貼った画像は、OpenCV.jl でテキトーにカメラから画像をキャプチャしてthresholdingしたやつです)。 Cxx.jl の動作原理については、僕の理解が不十分なため簡単にしか紹介できませんが、そもそも使ったことがある人が稀だと思われるので、感想程度でも役に立てば幸いです。 Cxx.jl とは https://github.com/Keno/Cxx.jl 簡単に説明すると、Cxx.jl とは、Julia から C++ を使用する(e.g. 関数呼び出し、メソッド呼
Julia Advent Calendar 2014 9日目の記事です。 はじめに CやFortranの関数をJuliaから呼ぶために使用するccallにおいて、ポインタに関係するハマりどころとその解決法を紹介します。純粋なJuliaを使っている場合にはポインタを意識することはめったにないと思うので、ccall を使う人(計算が重いボトルネック部分をCで書いてJuliaから呼びたい人、Cのライブラリのラッパーを書きたい/書いてる人)を主な読者と想定して記事を書きました(限定的でごめんなさい)。 困った時は、公式ドキュメントの Calling C and Fortran Code を参考にしましょう。 注意: 最新版の公式ドキュメントをいくつか引用していますが、ドキュメントは日々更新されていますので、この記事を読んで頂いた時点とは異なる可能性があることにご注意ください。 こんなとき ccal
C/C++ライブラリのGoラッパーを書くためには、cgoというパッケージを使うのだけど、特にCのポインタ周りにハマりどころが多かったので、少しまとめとく cgoの基礎については、以下の二つを読むことを推奨 https://golang.org/cmd/cgo/ https://code.google.com/p/go-wiki/wiki/cgo この記事では、cgo基本的な使い方と、いくつかポインタ絡みのTipsをまとめる。Tipsのみ必要な場合は、最初の方は飛ばして下さい cgo Cgo enables the creation of Go packages that call C code. https://golang.org/cmd/cgo/ cgoとは、GoからCの関数/型にアクセスするために用いるパッケージのこと。cgoを使えば、GoからCのコードが呼べる。つまり、Cで書かれた
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