マンション分譲などを手がけるユニホー(名古屋市)は、首都圏で団地の再生事業に乗り出した。築年数の古い集合住宅を仕入れ、割安な価格で再販売する。販売中の千葉市内の団地は200万~300万円台が中心だ。経済的に苦しい若年層などに住まいを提供するとともに、高齢化に悩む団地に新しい住民を呼び込み活性化する。ユニホーは2014年末に、NTT東日本が社宅として使っていた集合住宅を落札。東京と神奈川、千葉の
お隣は柿畑 神奈川県の西部、東海道線の駅を降りて10数分ほどの住宅地の一角に畑と緑の広がる場所がある。板倉邸はその場所に隣接して立っている。 敷地の2辺が生産緑地に面し、隣は柿畑、少し先には竹林も見えるという、住宅地にしては珍しいロケーションなのである。そうした環境の中、4面をすべてガラス張りにした外観が異彩を放っているが、だからと言って、自らの存在を強く主張するような姿勢はいささかも感じられない。その理由のひとつに、屋根面が低く抑えられていることが挙げられるだろう。 床面を下げてつくる 中央部分を除くとほぼ平屋建てと言ってもよいこの家は、全体を70㎝掘り込んだ上に建てられているのだ。ポイントは、隣にある柿畑だった。夏になると葉が鬱蒼と茂り、ふつうに建てたのではせっかくの好立地にも関わらず、ちょうどその緑の部分に遮られて視線が抜けていかないのだ。 しかし、床面を少し下げれば、柿の葉に遮られ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く