「篠塚モデル」のバットはイチローも使用、稀代の名打者が語る打撃の“極意” 打者にとって“命”とも言えるバット。こだわりは選手それぞれで違うが、篠塚和典氏とイチロー外野手という日本が生んだ2人の安打製造機のバットが、ほぼ同じモデルであるという事実は興味深い。天才打者は何を考えてバットを選び、打席に入り、ヒットを量産していたのか。巨人で通算1696安打を記録し、2度の首位打者も獲得するなど輝かしい実績を誇る篠塚氏の“思考回路”に迫った。 まず、篠塚氏が使っていたバットはどのようなものだったのか。「細く、ヘッドが効く」。ここにこだわりを持って、作り上げていったという。 「最初に自分のバットにたどり着くまでには多少、時間がかかりました。1980年代に入ってからだから、やはり(プロ入りから)4、5年は経っていたと思います。自分のバッティングにどういうバットが合うのかなというのは、どんな選手でも試行錯
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