リバプールでは、若手選手たちが自身の成長を語る際に必ず名前を挙げるコーチがいる。先日、新たに5年契約を結び直した19歳のDFネコ・ウィリアムズは、クラブHPのインタビューで様々なクラブ関係者に感謝の意を伝えた。 同じポジションの先輩であるトレント・アレクサンダー・アーノルドや下部組織の指導者などへの感謝を語ったほか、トップチームのあるコーチの名前を出して「彼がいなければ今の僕はあり得ない」と言い切ったのだ。そのコーチとは、2019年から「エリートデベロプメントコーチ」を務める32歳のポルトガル人、ビトール・マトスである。 若手のためだけのコーチ マトスは、ポルトガルの名門ポルトでユース世代のコーチや分析官を任され、2018-19シーズンには同クラブのBチームのアシスタントコーチを務めていた。一時はポルトを離れ、2年ほど中国の山東魯能でユース育成に携わったこともある。 そんな育成のスペシャリ
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