電気自動車(EV)レースにおいてテスラがウサギだとすれば、日産はこれまで忍耐強いカメだった。テスラが新たに発表した小型セダン「モデル3」があと数年は手に入らないにも関わらず、瞬く間に40万台の「予約」を受け付ける一方で、あまり関心を引かない「リーフ」モデルをこの6年近く、売り続けてきた。 その日産が先ごろ、“新参者”のライバルに対抗するため米国の主要4紙に新聞広告を掲載。消費者に対し、「今すぐリーフを手に入れ、運転することができるのに、なぜテスラ3を待つ必要があるのか」と問いかけた。さらに、「なぜ列に並ぶために1,000ドル(約11万円)を払うのか?同タイプのモデルの中で最高レベルのリーフなら、4,000ドルのキャッシュバックが受けられるのに」と畳み掛けた。 (実際の広告写真はこちら) リーフは航続距離が160キロを超えており、性能も品質も折り紙付きだ。同社はこのほか、日産は2010年のリ
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