2015年10月22日に開催されたソフトバンクアカデミア特別講義において、孫正義氏とニケシュ・アローラ氏が対談を行いました。冒頭で孫氏は「ロボットの知能が人間を超える日」をテーマに、コンピューターの能力と人間の能力のクロスポイントとなるシンギュラリティ(技術的特異点)についてAI、知的ロボット、IoTの3つのテクノロジーをもとに解説しました。本パートでは、将来のソフトバンクグループの成長戦略として、クリエイティビティやパッションを持った若いアントレプレナーとの関係について語りました。 ソフトバンクはどうやって生き残っていくのか ニケシュ・アローラ氏(以下、ニケシュ):多くの方がソフトバンクアカデミアの方ですから、ちょっとソフトバンクについてお話ししましょう。 孫正義氏(以下、孫):次の議題ですけど、シンギュラリティのような時代が来たときに、ソフトバンクはどうするのか。どうやって生き残るのか