先発完投型から継投型への変化 プロ野球もオフシーズンとなり、来期の契約について国内/海外ともにポストシーズンを賑わしています。先日、筆者の家に届く新聞でも、中継ぎ専門のピッチャーが契約更改で評価が低く、来年度は先発としてがんばりたいといった主旨の記事を目にしました。プロ野球は、過去に比べて分業化が進み、ピッチャーで言えば「先発」「セットアッパー」「抑え」「敗戦処理」と明確に役割分担が進んでいるようです。 同様にシステムエンジニアの世界でも、情報処理技術者試験の多様化[1]から分かるように、分業化は進んでいるように思います。「システムを提案する人」「受注後にプロジェクトを取り纏める人」「ネットワークを専門に扱う人」「開発に責任を持つ人」「稼動後にシステムを運用する人」といった具合です。システムが複雑化する中で、先発完投型では専門性をなかなか発揮できないためでしょう。しかし、実
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