2007年07月26日18:00 カテゴリ書評/画評/品評Media 書評 - メディア・イノベーションの衝撃 献本御礼。 メディア・イノベーションの衝撃 橋場義之 / 佐々木俊尚 / 藤代裕之 / デジタルジャーナリズム研究会 編 実はかなり前に献本いただいたのだが、その時にはAmazonのページがなくて「後で書く」のままになっていた。 本書「メディア・イノベーションの衝撃」は、現在インターネットで活躍するジャーナリストたちが、生真面目にメディア論を展開したもの。大変生真面目な議論を、大変生真面目に書籍化しているという点で、かたい本であるがメディア論に興味がある人には料金分以上の価値がある本だと思われる。 「こちら側」のジャーナリズム論としてなら、本書の内容は充分満足がいくだろう。 しかし、「あちら側」まで考えた場合、どうしても「本書に何が書かれた」かではなく、「本書に何が書かれていない